色は匂へど。

KAT-TUNと亀梨和也と

俺俺を三回見た結果・・・

更にわけがわからなくなった。


※ネタバレ


均以外も増殖削除を繰り返していると思ったけど、違うのかな?


とりあえず思ったこと。

・田島の均化→嫌いな上司すら自分に見えてしまう?(この時の均の反応思い出せない。田島が自分化してることに対して、均反応したっけ? 電話が鳴ってたのは覚えてるが・・・)
・サヤカの均化→抱いた女すら自分に見えてしまう(こっちはもちろん超ビックリしてたし、自分に見えたのは確実。ただ、均には自分に見えたけど、客観的に見たらどうなのか?)

上の2つどちらも「田島な俺」「サヤカな俺」として33の中に含まれているけど、なんか意味合い違うような気もした。

とくにサヤカの方は、混乱がゆえの結末な気もして。自己を見失っている象徴な気もして。




今更だけど、ナオが均になりきって電気屋の仕事変われるってことは、他人から見てもナオたちは均の顔に見えるってことは確実でOK?

33…34人の「俺」が出てきたけど、結局、各「俺」のこと(ナオで言うと本山直久)をもともと知っている家族なり友人なりが出てきたのって、大樹だけ?

つまり、大樹の母と大樹の姉(の家族)だけ?



皆さん的には今更かよw なことかもだけど、

均とナオと大樹が初めて顔を合わせて自己紹介するとき、ナオは自分を「均」だと言い張るけど、『本山直久』ってのが元の名前ってことから、
 「便宜上ナオな?」
均「その理論でいくとお前は大樹だな」
大「俺は…まあ、大樹で」
的な、ちょっとひっかかる言い方するよね?

これはナオ同様、”自分が均だと思っているけど、とりあえずはそういうことでいいや”て意味?


ナオな俺の元が『本山直久』、
溝の口な俺の元が『溝の口』だとして、
大樹な俺の元は、『大樹』っていう名前なの?(ノサ野郎はおいといて。名前の話)




あとあと、大樹が喧嘩慣れしているのはスルーして良いところですか?
普通にスルーすべきなんだろうけど。最初見たとき何か伏線になってるかと思ったけどまったくだし。



他にひっかかったのは・・・・

●電気屋で値引きをせがんだ女とエレベーターに乗るシーン。

女「意外とテンション高いんだ?みたいな」って驚いてたけど、

いや、お店に居たときのほうがテンション高かったよね?
(あとこれ大樹っぽい)
ゴリラの前で均に報告するのはナオ(の風貌喋り方)だけど。時計もバッチリ見せるし?




●均が実家を訪ねて大樹に「帰れ」と言われたあと 「ちぇっ」と言うのはなんで?

大樹と均が初めて会うときの描写をもう少し分かりやすく描いてほしかったのだが・・・。これはわざとですか?

均が「なんで信じてくれたんだよ」って、均が「俺」なのに、何故そんな下手(?)に?って思ってしまう。
これもわざと?
既に”俺が俺なのか?”の範疇にいるということ?
あと、「なんで信じてくれたんだよ」の「信じた」の意味も最初わからなかった。


前回も言ったけど、3人で冷やし中華を食らうシーンは何回見ても違和感!!!!
「みんな俺だから気合う」理論も、ハッ?!ってなる。意味がわからん。



この映画で難しいのは、自分が「?」と思っていることが、策略なのか映画の欠落なのかがよくわからないことだなあ。


来週もまた見に行ってきまーす