「俺俺」

『俺俺』

監督：三木聡（時効警察、インスタント沼）
原作：「俺俺」
原作者：星野智幸
公開日：２０１３年

ストーリー：
日常に不満を持ちながらも平凡な生活を送っていた主人公の均が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたことから、自分の知らない“俺”が増殖し、やがて“俺”同士の削除が始まる……という異色サスペンス。
（映画.com）

郊外の家電量販店で働く平凡な主人公（亀梨）が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたことから、事態は一転。部屋に帰ると見知らぬ“俺”が居て、実家に 帰っても別の“俺”に出くわす。増殖していく“俺”だらけの世界に当惑しつつも、やがて“俺”同士の削除が始まるという奇想天外なストーリー。
（オリコン）


２５人の俺：
＜ミリタリーマニアの俺＞＜巨乳の俺＞＜全身タトゥーの俺＞<冷静な会社員の俺><おちゃらけた大学生の俺><ロン毛の俺>・・・　※かぶってたらすみません


監督コメント：
役者としての亀梨を「状況と空間の把握能力が非常に高い。初対面の亀梨氏の印象はそうであった。脚本に対する読解力、自分が何を求められているのか？を知る力。その要求に応えるクレバーさ、それらを持ち合わせている」と絶賛する。
（映画.com）

「この不可解な役を演じられるのは亀梨氏しかいないと思えた」
「俺は俺なのか？　俺は俺として、別の俺は別のキャラクターなのか？　そもそも俺とは何か？　正直どうなるか、全くわからない。だからやりたいと思う。亀梨氏と私、そして共演者スタッフたちは映画の撮影終了時までに何か答えを見つけることができるのか？　それとも映画の観客だけがその答えを見つけられるの か？」と自らに疑問をぶつける。（cinemacafe.net ）

「リズム感があって（役を）覚えるスピードが速い。役柄を『演じ分ける』というより自分の引き出しをさらす演じ方をしてくれる、新しい役者の立ち方」
（スポーツ報知）







念願の加害者役、ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!


って思ったけど、「加害者役」でひとくくりには決してできない役ですね。むしろ「オレオレ詐欺の加害者役に挑む！」というニュースの見出しに違和感を感じた。


とにかく、
　映　画　単　独　初　主　演　ってことで。本当におめでとう。よかったねー亀梨さん。


ずっと前から映画は出てほしいと思っていたけど、このタイミングでよかった。ドラマでいろんな役を演じて経験や引き出しが増えた上での今回の初主演。これまでの経験が見事に活かされてくるんじゃないかな。
亀梨さんだったら絶対絶対監督の要望に応えてくれる。はず。
普段からいろんな顔演じきってるとこありますからね＼(^O^)／


そしてよかったねーわたし。
はやりの恋愛漫画の映画化とかさ、内容がないただの主人公アゲアゲ系のものとかじゃなくて。別にそういう系来ても喜んだけど、しょっぱなこれ？っていう。いきなりこういう系くるとはまさか思わないじゃん。わたしとかLISAが喜ぶ系くるとは思わないじゃん。ま、見てみないことにはわからないけどw

わたし、歴代ジャニ主演の映画をさっき調べてみたんだけど。笑　
見てたのバンデイジと青の炎くらいだった。…青の炎、いいよね（ぼそり）
加害者役やってほしい！って思ったのはこの青の炎見たあとだったそういえば。


まあしかし、相当難しそうな役だね。役ってか…、２５人演じなきゃいけないこともそうだけど、２５人演じ分けるだけでこの映画が成り立つのかっていうとそうでもなさそうだし。
役として演じるのは”永野均”なんだけど、監督が言うように、「俺は俺として、別の俺は別のキャラクターなのか？」てことから、演じ分けた上でどうやって融合させてくるんだろう、と。監督の「役柄を『演じ分ける』というより自分の引き出しをさらす演じ方をしてくれる」という発言も気になる。

まあ彼は難しい役であればあるほど燃えるんだろうな。





あ、原作はわたし絶対読めないです

本屋行ったけど表紙が奇妙でやめてしまった。

あとこれさ、読んではいないけどさ、作り方によってはホラーになりそうだよね。
この監督だったらシュールっぽくつくるのかもしれないけど。

これ読んだ知人も「ちょっといろんな意味で衝撃的すぎて……；　これを亀が演じると思うと……；」って言葉詰まらせてたし＼(^O^)／

まあ楽しみなことに変わりはないんだけど。




しかしLISAに今回のこと聞いた翌日に大きめの本屋３軒回ったけど、どこも店頭に並んでなかったよ。どこも在庫１冊のみ。そういうもんなんだね。
わたしはこういうときって、新潮社の営業部がこのタイミングで本たくさん売る為にもっといろいろやってるもんだと思ってたんだけど。普通やらないか？ルールがあんのかな。
一週間後くらいにはずらーって並んでるのかな。もしくはみんなアマゾンか。





「製作前の段階ですでに、海外での公開も視野に入れている。海外で三木監督の人気が高いこともあり、１６日に開幕するカンヌ国際映画祭のフィルムマーケット を手始めに海外セールスを開始し、世界３大映画祭のコンペ部門出品も目標にしているという。来年には海外のレッドカーペットを歩く亀梨の姿が見られるかもしれない。」
（スポーツ報知）


ってことで。ほんとにあるといいね海外進出。


＞＞来年には海外のレッドカーペットを歩く亀梨の姿が見られるかもしれない。

ておい、期待させないでよ（ﾆﾔﾆﾔがとまらない）


ところで弟が、
「″俺俺詐欺"は海外（西洋）では通用しない」ことについて、文学的な面から説明してたんだけど、別にないことはないよね？
本当に海外で公開されたらどうなるんでしょ、


あと共演者がものすごーーーく気になるのですが。






もう今月から撮影入ってるんだね。
とにかく頑張れ亀梨。
キャスターやらドリボやらゴーイングプロジェクトやらいろいろ大変だと思うけど。
がんばれ。
「今までに経験ない役。体力も脳もフルに使わなければ」
「３人の『俺』が会話をするシーンだと、３人分の間やせりふを覚えなければいけない。体力使います」
「楽しみでもあるけど不安でもある」
って言ってたけど。
がんばれ。亀梨さんならできる。というか既にやっているのか。

期待してます。